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書籍詳細

漢字の成り立ち図鑑 吉田 裕子 監修

漢字の成り立ち図鑑
漢字の形には、それぞれ意味があります。その意味や作られた背景を知れば、漢字を学ぶことが楽しくなるはず。
漢字に興味がある人も苦手な人も、そこに隠された歴史を感じながら、慣れ親しんだ漢字を学びなおしてみましょう。
マンガやイラスト入りで「成り立ち」から漢字を学べる、大人向けの雑学本。
ISBN 978-4-415-33147-8
発行日 2022年09月05日
判型 A5
ページ 160ページ
定価 1,320円(税込)

CONTENTS

 ◇ 漢字の成り立ちを知るうえで欠かせない基本知識

<一章> ものの見た目から生まれた象形文字の成り立ち
 【自】 正面から見た鼻の形を表している
 【月】 もとになっているのは満月ではなく三日月
 【止】 踏みとどまった足跡の形から誕生
 【巣】 鳥の巣の中で親を待つ健気な雛鳥の様子
 【妻】 結婚式の美しい女性の晴れ姿  ほか
 コラム: 実体のないものを示すため、点や線が使われた

<二章> 別々の漢字を組み合わせた「会意文字」
 【光】 「人」の上に「火」で「あかるい」さま
 【軍】 戦車で敵を包囲する戦法が起源
 【森】 物事が多くあるさまを生い茂る木で表現
 【縺】 糸がこんがらがって解けなくなった状態
 【躾】 ふたつの言葉の音の混同が起源  ほか
 コラム: 部首が音を見分けるヒントになる形声文字

<三章> 現在のイメージとはかけ離れた成り立ちを持つ漢字
 【保】 産着姿の赤ん坊を背負う大人の姿
 【申】 空を走るジグザグの稲妻
 【器】 重要なものが入った器を番犬が守る姿
 【政】 力によって庶民を強制して正すこと
 【愛】 後ろ髪を引かれる思いを持った人の姿  ほか
 コラム: 人の繊細な感情が多様な漢字を生み出した

<四章> 成り立ちを知ると怖くなる漢字
 【県】 生首を逆さにぶら下げた形
 【流】 生まれたばかりの赤ん坊を川に流す
 【央】 国の真ん中に佇む人間の姿
 【了】 両腕を切り落とされたむごい子どもの姿
 【義】 生贄の羊をノコギリで切る様子  ほか
 コラム: 漢字で表した外国語の単位

<五章> 対になるふたつの漢字の成り立ち
 【公・私】 田植えや稲刈りの様子が起源
 【本・末】 木の形から生まれた根元と端を表す文字
 【強・弱】 米を食べる虫と飾りがついた弓
 【高・低】 建物の見た目と人の動作が由来
 【貧・豊】 お金と供え物に関係している  ほか
 コラム: 動物の毛皮を表す「皮」「革」の使い分け

<六章> 日本古代の生活・思想が読み解ける漢字
 【主】 神聖な火を表す文字が一家の“あるじ”に
 【尊】 神様に酒を捧げて敬う姿から生まれた
 【楽】 神楽で使う鈴が転じて「たのしい」になった
 【省】 目の役割から生まれ政治に関わる文字に
 【家】 人の住む場所でなく祖先を祀る場所  ほか
 コラム: 偶然形が似てしまった紛らわしい三つの部首

 ◇ 参考文献

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